ご購入前の質問 – ActiveImage Protector
Q1: ActiveImage Protectorとは
アクティファイが開発、販売、サポートをおこなっているシステム保護ソリューションです。
大企業から中小企業のシステム保護として、あらゆる分野でご利用いただいています。
新バージョンActiveImage Protector 2022シリーズでは、今までのオンプレミス環境のソリューションから、パブリッククラウド環境を含むシステム保護ソリューションへと機能を拡充いたしました。
日本国内で多い、パブリッククラウドとオンプレミスのハイブリッド環境でも、統一したインターフェースと保護機能により同様の操作でご利用いただけます。
企業の大動脈となるインフラを、故障、サイバー攻撃、人為的ミス、災害などから、RTOを意識した短時間復旧と簡単な手順で保護します。
Q2: ActiveImage Protector 2022シリーズで拡充した機能を教えてください。
- クラウドサービスで稼働する仮想マシンのバックアップ&リカバリーに対応
- 直接のバックアップ先として、S3互換のオブジェクトストレージ、Microsoft Azure Storageに対応
また、SFTP環境への書き込みにも対応 - 長期データ保存に最適なLTO(テープデバイス)の直接書き込みに対応
- 復旧&コールドイメ―ジ用Windowsベース起動媒体の作成にWindows ADKの実装不要
バックアップ対象上で作成をおこなえば、必要なデバイスドライバーを簡単に組込み可能 - Windows/Linux共にオンメモリで起動可能な、Linuxベースの起動媒体をISOに標準実装
- Windows Server 2022、Windows 11、Windows 10 21H2、RHEL 8.4、CentOS 8.4、Ubuntu、Debianに対応
- ファイル/フォルダー単位のバックアップに対応
- HyperStandbyによる冗長化構成を標準機能として実装
- クローズドネットワークのライセンス認証方式の拡充
- 【以下、新バージョン7.0.0の新機能】
- ActiveImage Protector専用の高速セキュアストレージが構築可能なActiphy StorageServerを追加
- 連続した高速バックアップが可能なトラッキングモードが追加され、CBCモードとの選択/連携が可能
- RescueBootの進化系で2クリックで復元可能なQuickRecovery機能を追加
- バックアップファイルをオンザフライで媒体に書き込めるRecovery Media Maker 機能を追加
- FCD(First Class Disk)に対応
- VMware vSphere 8 とRedhat クローンOS 9.xに対応
Q3: ActiveImage Protectorの優位性を教えてください。
ActiveImage Protectorは、事業規模に関係なく導入できる価格帯で、企業の生命線となるインフラシステムの保護をおこないます。また、現場エンジニアの負担を軽減するシンプルな導入と運用が可能です。
ActiveImage Protectorシリーズは、イメージングバックアップテクノロジーを中心に時代のニーズに合わせた開発をおこなっています。ActiveImage Protector 2022シリーズでは、オンプレミスからクラウドまで対応することにより、ハイブリッド環境においても最適にご使用いただけるように進化いたしました。
また、現場エンジニアの負担軽減を目的として、開発者と連携したアクティファイのエンジニアによる直接サポートで、様々な技術支援をおこなっています。
緊急時に単に復元をおこなうだけでなく、移行などの様々な選択肢により、お客様の業務を止めずにシステムインフラの復旧をおこなうことを可能としています。BCP/DRなどの対策として、実践的な導入を実現します。
Q4: ActiveImage Protectorのどの製品を購入すればよいでしょうか。
ご使用の環境、OS、用途によりご選択ください。ライセンスルールの詳細は、製品ライセンス ルールブックをご参照ください。
Server | 単体の物理/仮想Windowsサーバーまたは複数台の物理Windowsサーバー向け |
Desktop | 単体の物理/仮想Windowsクライアントまたは複数台の物理Windowsクライアント向け |
Linux | 単体の物理/仮想Linuxサーバーまたは複数台の物理Linuxサーバー向け |
Cluster | 2ノード構成の物理/仮想の主にWSFC/MSFC環境向け |
Virtual | 特定の仮想環境ホスト上のWindows/Linuxの仮想マシン向け |
Cloud | Microsoft Azure / Amazon Web Services / Google Cloud Platform / Oracle Cloud Infrastructure 上の最大5台のWindows/Linuxマシン向け |
Server vPack | 不特定の仮想環境ホスト上、Microsoft Azure / Amazon Web Services / Google Cloud Platform / Oracle Cloud Infrastructureを除くクラウド上の最大5台のWindows/Linux仮想マシン向け |
IT Pro | 年間契約で台数に関わらずWindowsのバックアップ/リカバリーなどをおこないたいエンジニア向け |
CLUSTERPRO | 2ノード構成の物理/仮想のCLUSTERPRO環境向け |
Express5800/ftサーバ | Express5800/ftサーバの物理環境向け |
Express5800/ft Virtual | Express5800/ftサーバの仮想環境対応モデル向け |
Q5: オンプレミスの仮想環境のバックアップに適切な製品を教えてください。
特定の仮想環境ホストにおけるバックアップ運用で、バックアップ対象仮想マシンが2台以上の場合にはActiveImage Protector Virtualをご利用ください。
1ホストにつき1ライセンスで、仮想マシン(Windows/Linux)の台数やCPU、容量などの制限もありません。
VMware vSphere、Microsoft Hyper-V環境では、各仮想マシンにActiveImage Protectorをインストールするエージェントベース方式、またはActiveImage Protectorをインストールしないエージェントレス方式より自由に選択してご利用いただけます。エージェントレスバックアップに専用アプライアンスサーバーは不要で、ActiveImage ProtectorのHyperAgentサービスを、同一ホスト上またはアクセス可能なローカルエリアネットワーク内の、Windows OSのマシンに導入して利用します。
その他の仮想環境ホストでは、エージェントベースのバックアップ運用が可能です。
不特定の仮想環境ホスト上の仮想マシンのバックアップにはActiveImage Protector 2022 Server vPackをご利用ください。ActiveImage Protectorを各仮想マシン(Windows/Linux)にインストールしてご利用いただけます。
Q6: 仮想環境への移行の際に適切な製品を教えてください。
物理環境から仮想環境へ移行する際は、ActiveImage Protector Virtualをご利用ください。
異なる複数の物理マシンを集約して仮想化する場合、移行先の仮想ホストにのみライセンスを所持していれば、移行元での一時的なイメージ作成にも利用可能です。また、仮想化環境上での日々のバックアップも同じライセンスを使用できます。
ただし、移行作業後も移行元の物理マシンでActiveImage Protector を使用する場合には、別途 ActiveImage Protectorのライセンスをご購入ください。
Q7: WSFC/MSFCのHyper-VでCSVのバックアップに適切な製品を教えてください。
ActiveImage Protector Clusterをご利用ください。
1ライセンスで物理/仮想問わず2ノード構成の環境でご利用いただけます。
同一のクラスターグループで3ノード以上の場合には追加ノードライセンスをご購入ください。
Q8: Windowsサーバー/クライアントのバックアップを定額で無制限に取得したい場合や、不特定のお客様へのサービスに使用したい場合に方法はありますか。
ActiveImage Protector IT Pro をご検討ください。
1ライセンスで、ひとりのインフラエンジニアが顧客への保守サービスとして台数制限なく、1年間バックアップ/リカバリーなどの作業をおこなえます。運用方法はIT Pro Creatorで作成したメディアでの操作に限定され、マシンへのインストールなどはおこなえないため、すべて手動となります。
Q9: Windowsサーバー/クライアントのクローニングに適切な製品を教えてください。
ActiveImage Protectorのエンジンを搭載したキッティングツール「Actiphy Rapid Deploy」をご検討ください。
Q10: 永続ライセンスとサブスクリプションライセンスの違いについて教えてください。
永続ライセンスは期間制限なくご利用いただけるライセンスで、初年度のサポートサービスが含まれています。サポートサービスとは技術サポートサービスとアップグレードサービスです。ライセンスに含まれる1年とあわせて最長7年までのサポートサービスを一括でご購入いただけます。翌年度以降のサポートサービスのご購入は任意ですが、未加入の場合にはアップデートとお問合せを受けることができなくなるため、基本的にはご加入が前提となります。
サブスクリプションライセンスは、ActiveImage Protector Server/Linux/Virtualを1年以上1か月単位で必要な期間ご購入いただけます。また、システムの移行など併行運用の際には、ActiveImage Protector Server/Linuxは1か月単位、ActiveImage Protector Virtualは1年以上1か月単位で必要な期間購入いただけます。購入後の期間延長も可能です。
- 永続ライセンスからサブスクリプションライセンス、またはその逆への変更はできません。新規にご購入ください。
- 年間サポートサービス、サブスクリプションライセンスとも途中解約はできません。
Q11: 永続ライセンスの初年度のサポートサービス期限はいつまでですか。
アクティファイからの納期回答でご案内します納品日翌月1日から1年間です。(2021年12月6日出荷分より適用)
製品、サポートサービスとも納品日よりご利用いただけます。
Q12: サブスクリプションライセンスの使用期限はいつまでですか。
アクティファイからの納期回答でご案内します納品日翌月1日からご購入期間です。製品、サポートサービスとも納品日よりご利用いただけます。
Q13: 技術サポートサービス対象バージョンを教えてください。
サポート対象バージョンはサポートライフサイクルをご参照ください。
サポートサービス期間内のサポート対象バージョンは、その時点でサポートする製品バージョンのことで、ご購入時のライセンスのバージョンと異なる場合があります。
Q14: ActiveImage Protector 2022への無償アップグレードについて教えてください。
ActiveImage Protectorのサポートサービスが有効なライセンスはバージョン2022へアップグレードが可能です。
アップグレードをご希望の際には無償アップグレードお申込みページからお申込みください。
Q15: ファイル/フォルダーごとのバックアップは可能ですか。
ActiveImage Protector 2022 のWindows版はファイル/フォルダー単位のバックアップにも対応しています。
ActiveImage Protector 2022 Linux、ActiveImage Protector 2018のバックアップ単位は「ディスク」と「パーティション」です。加えて、Linuxでは「VG」と「LVMシステム全体」を指定できます。いずれの場合も作成したイメージファイルからファイル/フォルダー単位で復元することは可能です。
Q16: LTOテープストレージへのバックアップは可能ですか。
ActiveImage Protector 2022 Server/Virtual/Cluster/IT ProはLTOへバックアップ可能です。
Q17: ActiveImage Protectorの販売資料はありますか。
プレゼンテーション資料やカタログなどをご用意しています。営業資料を参照してください。
Q18: ActiveImage Protectorを実際に使用してみたい場合にはどのような方法がありますか。
評価版をご提供しています。こちらよりお申込みの上ダウンロードしてご使用ください。
Q19: どこから購入することができますか
アライアンスパートナー、販売店からご購入ください。アクティファイオンラインショップActiphy Storeでもご購入いただけます。
日本電気株式会社との協業でExpress5800/ftサーバー専用に開発しました「ActiveImage Protector for Express5800/ft サーバー」と「ActiveImage Protector for Express5800/ft Virtual」のご購入については日本電気株式会社へお問い合わせください。
Q20: 永続ライセンスにおけるボリュームライセンスの新規購入と追加購入の違いを教えてください。
- 新規購入の場合
注文数に該当するランク価格を適用し、新規にプロダクトキーを発行します。
製品に含まれている初年度のサポートサービスは、アクティファイからの納期回答でご案内します納品日翌月1日から開始します。 - 追加購入の場合
サポートサービス有効期間中であれば追加のライセンス購入が可能です。その際、最初に購入したランク単価を追加ライセンスにも適用できます。
プロダクトキーは追加元のプロダクトキーを使用できます。
サポートサービス終了日は追加元ライセンスの終了日*と同じになります。
- 追加元ライセンスのサポートサービス終了日が1年以上先の場合、追加ライセンスも同一期限まで年間サポートサービスをご購入いただく必要があります。
Q21: 永続ライセンスのサポートサービス更新の手続きを教えてください。
サポートサービス終了月の1~2ヶ月前に、エンドユーザーまたはシステムインテグレーターにサポートサービス更新のご案内を郵送またはEメールでお送りします。ご購入はお取引のある販売店にお問い合わせください。更新の際に必要な申請書はサポートサービス更新のご案内に同封の【購入申請書_更新用】をご利用ください。
アクティファイオンラインショップActiphy Storeでもご購入いただけます。
- 【購入申請書_更新用】については購入申請書/各種申請ページをご参照ください。
- 「ActiveImage Protector for Express5800/ft サーバ」と「ActiveImage Protector for Express5800/ft Virtual」のサポートサービス更新のご購入は製品同様日本電気株式会社へお問い合わせください。
Q22: 年間サポートサービス期間が過ぎてからの更新は可能ですか。
サポートサービス終了日から60日間は猶予期間として更新のお手続きが可能ですので、終了日に遡っての更新をご検討ください。
60日を過ぎた場合には営業本部にお問い合わせください。
Q23: 最新バージョンを購入して旧バージョンのダウングレード使用は可能ですか。
最新のバージョンをご使用いただくことをお勧めいたしますが、既に評価済みの場合やシステム要件を満たさない場合などにはダウングレードでご利用いただけます。詳細はこちらをご参照ください。