vmGuardian リリース
(株)ネットジャパンが仮想マシンを一括で、同時に重複排除圧縮しながらバックアップするディザスターリカバリーソフトを5月末から出荷開始
2013年4月18日
(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:蒋 冠成)は、VMware ESX(i)仮想環境に特化し、仮想マシンを一括で、同時に重複排除圧縮しながらバックアップする、ディザスターリカバリーソフト「vmGuardian(読み:ヴイエムガーディアン)」を2013年5月末より出荷します。vmGuardianは、VMware ESX(i)上に仮想アプライアンスとしてインストールし、Webインターフェースを通じて操作します。バックアップと復元作業はウィザード形式になっていますので、操作は非常に簡単です。
複数の仮想マシンがある場合でも一度に1つのイメージファイルとしてバックアップができ効率的です。バックアップエンジンは、ネットジャパンの自社開発製品であるActiveImage Protectorのディスクイメージングバックアップテクノロジーをベースにしていますので、重複排除圧縮機能、増分バックアップやスマートセクターベースの高度で高精度のバックアップ機能が使用できます。また、CPU1ソケットごとに98,000円という低価格に設定されていて、コストパフォーマンスにも優れています。
製品のリリースの背景
仮想マシンのバックアップには、仮想マシン自体にバックアップソフトを入れてバックアップをおこなう方法、仮想マシンの設定や仮想ディスクをホスト上のファイルとして扱いバックアップをおこなう方法などがありました。しかし、これらの方法では、
- バックアップが複数動作するとホストのリソースを大量に消費する
- 仮想ディスク(VMDK)ファイルは非常にサイズが大きく、増分バックアップができないため時間がかかり、容量を大量に消費する
- ファイルにアクセスするため、ゲストOSやその上で動作するアプリケーションが稼働していない静的な状態でおこなわなければならない
- 復元に手間と時間がかかる
- ファイル単位での復元ができない
- バックアップソフトのために専用のストレージを用意する必要がある
などのデメリットや制限がありました。
このため、多くのユーザーは仮想化の他の機能に頼ってバックアップをおこなっています。例えば、仮想ディスクのスナップショット機能で一時的なリカバリーポイントを作成し、ロールバック(直前の状態に戻す)をおこなっていますが、この方法では確実なバックアップにはなりません。その他、クローンやHAなどの手法がありますが、目的が異なりますので根本的な解決にはなりません。
このような状況の中で、導入が簡単で、コストも安く、確実に仮想マシンをバックアップできるソフトが求められていました。
ネットジャパンでは仮想マシンを稼働したままで、仮想マシンと仮想ディスクをバックアップする製品、vmGuardianを開発しました。Webブラウザーからアクセスして、仮想マシンやESX(i)ホストを指定し、バックアップや復元の作業が簡単に実行できます。また、増分バックアップや柔軟なスケジュールバックアップも可能な上、高価な専用のストレージは不要です。
重複排除圧縮機能を搭載していますので、サイズが非常に大きくなる仮想ディスクのバックアップにおいても、実用的な速度で、現実的なサイズに圧縮します。
製品の特長
- VMwareに特化した操作が簡単なバックアップソフト
VMware ESX(i)に仮想アプライアンスとしてインストールし、ウィザードに従うだけの簡単操作です。 - Webブラウザー上で操作
バックアップするホスト、仮想マシンの選択、グループ化、スケジュール作成、復元先ホストの選択、復元、ライセンス管理などすべての操作をWeb上でおこなえます。 - 仮想マシンにエージェントは不要
VMwareが提供するVMware vStorage API for Data Protectionを採用しています。仮想マシンにバックアップエージェントをインストールする必要はありません。 - 複数の仮想マシン、ホストを同時に選択してバックアップ
仮想マシン毎に選択することも、ESX(i)ホストを指定してその中の仮想マシンすべてを選択することも、プールを選択して属している仮想マシンすべてを選択状態にすることもできます。 - 重複排除圧縮機能による高い圧縮効果
バックアップ時に仮想ディスク内、仮想ディスク間の重複排除をおこないますので、余分なメディアサーバーを必要とせず、劇的にバックアップサイズを抑えることができます。 - スマートセクター技術による必要最小量のバックアップ
- バックアップファイルを1つにまとめる増分バックアップ
従来の増分バックアップでは、増分の数だけファイル数が増えてしまいます。vmGuardianでは全部のバックアップを1つにまとめることができますので、イメージの管理が容易となります。 - ActiveImage Protectorのバックアップ技術を使用
- きめ細かく柔軟性のあるバックアップスケジュールの設定が可能
- 元のホスト以外への復元が可能
- ファイル単位の復元(復元したいファイルを個別に復元)
- メール通知機能
- 導入し易い価格設定
お問い合わせ先 / 商標
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ActiveImage ProtectorとvmGuardianは(株)ネットジャパンの商標です。
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